離婚後の手続きについて
離婚する際は、当然、双方同意の上、離婚届を書くことになる。
その際、注意して頂きたいのが、「本籍地を元に戻すかどうか」である。
実家に帰る場合、本籍地も戻したいと思ってしまうと考える。
しかし、ここで本籍地を戻してしまうと「離婚により」の刻印が押されてしまう。
なので、戸籍情報が気になる場合は空欄にすることを推奨する。
私は当時、放心状態であったため、たまたまこの「本籍地を戻しますか」の覧に何も書く気力がなかった。
もし「離婚の記載を消したい」ために転籍を考えているのであれば、少なくとも今の本籍となっている「市」を飛び出して、違う「市」へ移らなければならない。
後で実家に引っ越すか、一人暮らしをするかで引っ越し、その後で転籍届を出す。
そうすれば、「引っ越しにより」や「新規パスポート取得のため」の理由により刻印が押され、最新の戸籍情報には「離婚により」の事由が明記されない。
もちろん、辿っていけば、離婚という事実はきちんと残っている。
しかし、最新版の戸籍には「離婚」の二文字を見なくて済むというメリットがある。
離婚を考えている人や離婚後の戸籍情報を上書きしたい人におすすめの方法だ。
個人的には本籍地を戻しておけばよかったと思っている。
精神疾患を患っている私にとっては、書類を揃え、役所に郵送することでさえ、おっくうなのである。
「離婚」という文字など見なければいいだけだ。
大体、今の私はこれからどうすればいいのかわからず、そっちの方が問題である。